カセットブック「西風の戦記(ゼピュロシア・サーガ)」
原作:田中芳樹
脚本:渡辺誓子
音楽:山中紀昌
発売日:1989/01/30
発売元:朝日ソノラマ
製品番号:AC-N023
メモ:定価:1,600
声の出演:
永井香澄 ・・・ 荘真由美
池畑史郎 ・・・ 平松広和
アポロニア ・・・ 山本百合子
レオン・パラミデュース ・・・ 鈴置洋孝
ミハエル王 ・・・ 広中雅志
ラスカリス ・・・ 堀内賢雄
ノビリッシモス ・・・ 丸山詠二
カンタクゼノス ・・・ 屋良有作
将軍 ・・・ 戸谷公次
兵士 ・・・ 掛川裕彦 / 田中和実
ストーリー:
西風の王国は海からの偏西風の恩恵によって長らく栄えていた。だが、先王が猜疑心から兄弟を惨殺し、王家の歴史に血の禍根を残す。
叛乱の兵を挙げたレオン・パラミデュースと、国王軍を率いる美貌の将軍アポロニアは、愛し合いながらも剣を交える宿命にあった。
同じ夢を見た2人の高校生永井香澄と池畑史朗はある日、まさしくその夢の世界に飛ばされてしまう。その世界…ゼピュロシアの国では「メッセンブリアの血戦」と後世に呼ばれることになる戦いが始まろうとしていた。
叛乱軍を指揮するのは、権力欲の亡者となり果てた先王の命令で父親を冤罪で処刑されたレオン・パラミデュース。彼は挙兵の機を待ち14年間、惰弱・愚鈍を装ってきた。王の差し向ける討伐軍を次々と撃破し、今や「獅子公」とも呼ばれ、王都に迫ろうとしていた。対する国王軍を指揮するのは、現国王ミハエルの妹アポロニア。彼女は「夜叉公主」「勝利の女神の妹」の異名を持つ常勝不敗の将軍でもあったが、13年前、偶然にもレオン・パラミデュースに命を助けられていた過去を持つ。この戦いのゆくえは…!?
<ゼピュロシア系図>
ミハエル王の人となり
「悪いお人ではないが」側近に人材が少ない。というのは彼の父前国王が、粛正をしすぎたからである。(妹のアポロニア公王の評)